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香港IDカード と 太原街

ここ香港で観られる日本のテレビと言えば、NHK BSくらい。
最近NHK BS2で始まった「ジャッキー・チェン特集」。昼間も夜も彼の映画が放映されています。
彼のファンでしたから嬉しいですね。
そのジャッキー・チェンの懐かしい映画を、ここ香港で観る。不思議な感じです。
ちょっと昔の香港が映し出されると、これはあそこかな? とか昔のバスは色が違ったんだとか、とても身近に感じます。まだ大した期間住んでいるわけじゃないのに。
それでも、香港生活はもうすぐ3ヶ月が経とうとしています。

香港の観光ビザは3ヶ月。いよいよもって本格的に住民としての登録が必要となりました。
そこで今日、「香港IDカード」の申請に行って来ました。

「香港IDカード」とは、
正式には「香港身份證(Hong Kong Smart Identity Card)」
11歳以上の香港住民は誰でも携帯が義務づけられている、身分証です。
これがないと外国人である私は携帯電話の契約もできません。
って、プリペイド・カード式で満足しているから、別に契約する気はないんですけど、例えです。

香港入境事務處(Immigration Department)で手続きをするのですが、
旦那さんの会社の庶務の方にWebサイトから予約をしてもらい、書類も作ってもらっちゃいました。
何しろ私は旦那さんの“扶養家族”としての登録をしないといけませんから。
香港IDカード と 太原街_d0154257_22202641.jpgその書類とパスポートを持って、予約時間の3時半に、灣仔(ワンチャイ)にある、香港入境事務大楼へ。
エスカレーターで8階まで上がりました。
そんなに広くないフロアだなと思っていたら、奥に細長く窓口がたくさん並んでいて、まるで日本のパスポートセンターみたいでした。
予約した人専用の窓口に書類を出すと、すぐに次の窓口へ行くように案内されました。
すると、その窓口を探して角を曲がるとさらに奥があり、実は結構広いフロアだったことがわかります。
係員との面接用のブースが幾つも並び、テレビ画面に自分の番号と行くべきブースの番号が表示されるので、その番号のブースへ向かいます。
何を聞かれるのかと、心臓はドキドキしています。
が、さしたる質問もなく、両手の親指の指紋と顔写真を撮られて、また次のブースへ行くように促されます。
そしてまた、同じ事の繰り返し。別のブースで別の係員が書類を再びチェックして、また両手の親指の指紋を採られます。(写真はありませんでした)。
すると、先ほど撮られた写真の入った「香港IDカード」受取証書のような物が交付されました。
どうやらこれで人事登記は終わったようです。
終わって出口へ進むと、ちょうどフロアを一周していました。
あとは、2週間後に出来る「香港IDカード」を自ら受取に来るだけです。
来るまでは心配ばかりしていましたが、あまりにあっけなく終わったので拍子抜けでした。

さて、折角香港島・灣仔(わんちゃい)まで来たので、駅の反対側にある太原街(タイユンガイ)灣仔マーケットを観ていくことにしました。
灣仔駅まで戻り、駅の反対側A3出口を出ると、
香港IDカード と 太原街_d0154257_22355032.jpgお馴染みのトラムが行き交います。
その中で、出前一丁のラッピングトラムを発見。
本当に出前一丁は香港に浸透しています。


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太原街(タイユンガイ)はさほど長くない商店街と言った感じ。
香港IDカード と 太原街_d0154257_22472016.jpg
おもちゃ屋さんもあって、その店先では子供達が、年季の入ったスタジアムで「ベイブレード」に熱中していました。
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太原街(タイユンガイ)灣仔マーケットはどこで区切られているのか、解りませんでしたが、雑貨あり、衣料あり(特に下着関係が多いような気がします)、野菜、肉、魚などの食料あり、とごちゃ混ぜなマーケットでした。
取り敢えず香港各地のお土産になりそうな物もありましたから、ここへ来れば取り敢えずの物は揃うってことかな。
by m_suneya | 2010-07-07 23:26 | 生活

2010年、初めての香港で海外生活をする事になった主婦が、気になったことを気ままにひとりごちます。


by m_suneya