彩福皇宴(紅磡・ホンハム)で飲茶
2010年 09月 08日
今の住んでいるマンションの賃貸契約が9月いっぱいで終了。当初は延長を大家さんに申し入れたのですが、聞き入れてもらえず、やむなく新たな物件を探しに奔走しています。
今日は新しい引越先を探しに、紅磡(ホンハム)へ行って来ました。紅磡站はMTRの乗り入れはもちろん、大陸からの長距離列車の終着駅でもありますし、長距離バスやミニバスのバス停もたくさんあり、日本の「東京」や「上野」のようなターミナルステーションです。
なので、駅自体もすごく大きく、隣にある有名アーティストがコンサートをしたりする「香港体育館」よりも大きな建物です。ちなみに「香港体育館」の見た目は東京ビッグサイトを思わせます、あれほど大きくはありませんけど。写真は取り損ねちゃいました、すみませんm(_ _)m。
で、物件を見て回ったあと、紅磡站前にある the Metropolis Mall (都會商場)内の飲茶レストラン「彩福皇宴(Coi Fook Royal Banquet)」で、お昼ご飯を食べました。
九龍半島だけでも数店舗の支店があるこの店は、店頭にいくつもの大きな水槽があり、そこに伊勢エビや大小様々な魚が食べられるのを知ってか知らずか、お客さんを出迎えます。
the Metropolis Mall の「彩福皇宴」は、結婚披露宴を取り扱うようで、店内は豪華なシャンデリア、店舗の奥にはウエディングケーキも飾られていました。
今日は旦那さんと、旦那さんの会社のローカルスタッフのJさんと一緒だったので、彼女のお薦めを色々とオーダーしてもらいました。
なにせ、私たち夫婦だけでは何を頼んだら良いのか解らないので、Jさんと一緒のこの時とばかり、「飲茶」を選んだのでした。
オーダーの次にまずしなければならないことは、自分の箸や皿をお茶で洗うこと。
Jさんが湯飲みに注いでくれたお茶で小鉢とレンゲを洗い、今度はその小鉢の中で湯飲みを洗います。そして箸の先も洗って、そのお茶は専用の器に捨てます。ちゃんとお茶捨て用の器がテーブルにあることも、びっくりでした。
一通りその儀式を済ませたら、改めて湯飲みにお茶を注いでいただきます。
高級な店では必要ないそうですが、大衆店では必須な儀式だそうです。
さて、飲茶の方はと言うと、お肉がむちむちの焼売に皮がパリパリの春巻き、
右の写真の左側は鴨などの鶏肉を使うところ、椎茸などで代用した精進料理。真ん中が蝦プリップリッの蒸し餃子、奥が小籠包。どれも美味しかったです。
卵より一回り大きい位で、真っ白でわりとしっかりした皮の中には、黄色いトロ〜っとした甘い液体(クリームというよりもトロトロなので)。Jさんから食べるときにこぼすと大変だから注意するように言われるほど、トロトロ。確かに知らずにかぶりついたら、そこら中にこぼれて大変な事になりそうです。
そして最後に出てきた(どうも厨房で忘れられていたらしい)スープは、フカヒレと椎茸、パクチーなど具だくさんの大きな餃子が入っていて、これも美味しかった♪
そして、やっぱり食べ過ぎちゃいました。あー、お腹いっぱい。
3人分で約HK$250(約3,000円)と、と〜ってもお安くて、良い事ずくめでした。